襖紙

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転校生

転校生

翌日……学校……朝のHR……

「みなさん、ハジメマシテ! ルナ・クレセントと言いマス。ヨロシク!」

「あ〜、そう言うことで、今日から彼女も二年四組の仲間だ。彼女はご両親が外国に勤めているため……」

 クラスメイトの大半は、初めて見る外国人というものにどよめきを起こしている。特に男子はその可愛さに色めき立っている。なのに……僕はポカ〜ンと、その転校生を見つめていた。青っぽい髪の毛で、ボブカット。目は宝石のように青い。肌は白くて、小柄で、制服を着ていなかったら小学生と間違われるかもしれない。

「さて、席はどうするか、な」

 席は、僕の隣りの窓側最後尾の席と、その反対側の廊下最後尾の席が空いている。

 僕は祈った。神に仏に、最近習ったイスラム教のアッラーって神様にも祈った。

 頼む! 僕の隣りにはこないで!

「センセ、ボク、窓側の席がいいデス。アキクンとは友達なんデ」

「そうか、ならそうするか。おい、工藤、ちゃんと面倒みてやれ」

 ……神も仏もアッラーも……揃いも揃って無慈悲だった……

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