襖紙

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矛盾

矛盾

矛盾してる! 殺人鬼で正義の味方って? 中学生が社長出来るわけないじゃん! しかも、三千年生きている? ふう……

「それジャア、これから立て込むんダ。暇になったらまた会いに来るネ」

 今日は、いつもと違う挨拶で、ルナは屋上から去っていった。

 それから、三日間は、ルナは屋上にいても来なかった。

 何かあったのかな、と心配になっていると……四日目に、意外な形で僕達は再会した。

「ちょ、ちょっと! いくらなんでもシャレじゃすまされないよ! 最近のはゆすっただけでも反応するんだから!」

「そんなことはしないヨ! とにかくキミは先に帰りなヨ!」

「嘘だ! さっきガラスにペタって耳つけてたでしょう! あんなことするのは空き巣に入ろうとする泥棒だけだ!」

 だ〜れもいなくなった深夜の小学校に、玄関から、つまり真っ正面から入ろうとするんだよ、このバカ!

 僕はこの日、塾があったので帰りが遅かった。しかも教科書を学校に忘れてしまったので、もう開いてないだろうなとは思いつつ、しかたなく来てみたら……

 このバカが完全に閉まってしまった学校の中に入ろうとしているんだよ! 耳ペッタリと玄関のガラスにくっつけて! 警備システムとか反応したらどうするんだよ!

「ボクがそんなことすると思っているのかイ? 心外だナァ!」

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